あなたのおとなりに・・・№2
シルバー人材センターから派遣されて、お伺いした方々の中に、
とてもショックをうけたケースがありましたので、お話してみようと思います。
どうぞ、面白半分に、人様の家のことをベラベラと、などとは思わないで下さいね。
私はこれまでも、高齢者おひとり住まいのお宅には、なんども、何度も、お伺いしましたし
色々な出来事も沢山ありました。
あかねグループでは、毎月新入会員のために 『ねだかセミナー』という勉強会がありましたので、それなりに訓練もうけてきたつもりでした。
でも、沖縄に置いてはぶっつけ本番で、移住者にありがちな、思い込みもあったりして、
家族の結びつきがとてもしっかりしている。
年寄りはとても大切にされている。などなど・・・
しかし、そうでもないようです!
◎とある市営住宅の一室でひとり住まいの女性
入院から帰宅して間もないところに、家事援助と掃除にでかけた。
2,3日は自室のドアを開けず、なかからの声がするだけで、かびだらけの食器をあらったり、トイレや風呂場の掃除。
1ヶ月すぎたころ、掃除の仕方がとてもきれいで、助かって!とやっと自室を開放。
ギャー!(内心で)
足の踏み場どころか、ごみの上にというか、そんなところに転がって、テレビをみていた。
きれいなほうに移ってもらって、片付け始めた。
洗濯の山!である。
寝ていた布団を干す!
約束の1時間半はあっという間で、でも見違えるほどきれいになった、部屋でその方は言った。
あんたが、内地の人で良かった。 だれにも話さないから。
やんばるからこっちに移ってきたの。わたしみたいなのは身内のに迷惑になるから。
エーッ、身内の方いらっしゃるのですか!
明日、もう一人の方の事をお話します。