感動もの!・・?・・

石橋桂子

2011年06月21日 22:24

はんちゅみ物語~ぃ…カチカチ(拍子木の音だよ~ん)

昔あるところに、材木屋さんというあだ名の婦人がいました(木→気が多いからとか)

彼女は、おじいさんやおばあさん向けの弁当をつくっていたのですが、おかずの一つに

沖縄の家庭料理をいれ始めていて、これが評判になっていました。

娘さんが琉球大学というところにかよっていて、お母さんの大好きな料理の本を1,2さつ

プレゼントしてあげたんですって(孝行むすめだねぇ)

お母さんは、その本を参考にして、とうとう食材をすべて沖縄から取り寄せ、想像力もたくましく

ガンガンお料理をつくって、新聞や雑誌の取材もくるようになって「こんなことでいいんだろうか」と

不安になってしまいましたとさ。

ある一冊の本の中に「はんちゅみ」という素朴な感じの料理が載っていて、さっそく作ってみたそうです。

そして、この本の著者・・・友利知子さんにぜひ会いたい!と思ったそうです。

試行錯誤の「はんちゅみ」なので、本当はどうなのかが知りたくて、たまらなかったと言ってましたよ。



それから10年ほどが過ぎて、材木屋の婦人はなんと!沖縄に住んでいました・・・大爆笑

いろいろなことが山積みとなって、今度は「あかね食堂」という家庭料理屋さんを始めたの。

そしてまた新聞の取材を受けて(あんまりうれしくなかったけど)帰り際に女性記者さんが、

「実は昨日一緒に来ていたのはうちの母で、ランチがとてもおいしかったと感心していました。

本も出していて・・・・」ちょっと待って!あなたのお名前が友利・・・お母様は知子さん?」

「そうですよ、ごぞんじですか?」

「お会いしたくて、10年以上、思い続けている方です。はんちゅみのことが知りたいのです」


そうして、材木屋婦人こと私は、とうとう思い続けた友利知子先生に直にお会いして、沖縄の家庭料理のこ

とをたくさん教えていただきました。

もちろん、はんちゅみのことも!!


      そして、とうとう商品化できたわけです。

      今日も11個つくって、明日発送します。

      求めよさらば与えられん!!!