さわらび茶屋
平成元年、4月・・・間違いなければ・・・私が最初に開いた
今風にいうと、コミュニティーカフェの名前である。
今思うと、勇気あったなぁと感心したり、ププッときたり、なかなか面白い!
当時、仙台のあかねグループ会長だった、福永さんのーセカンドハウスー(アパートの一室)を
借り受けての出発だった。
週2回、手作りのお料理…2500円だったかな?相当にこだわったお料理の数々を並べた。
食器類は、すべて実家の骨董品で、お膳も本漆塗りの高足膳だったし、おひつも家紋入りの物だった。
そのほかには、隣近所のおじいさん、おばあさんの
手作り品を集めて、販売していたが、遠く秋田や山形、福島からも
おいしい餅、漬物、こぎん刺しの袋物や花ふきんなどが集まって、にぎやかだった。
家賃は、3000円のみ。
お風呂場を、お納戸として使うことにし、風呂桶の中に野菜や米、みそ、しょうゆなどを入れ 、
半分、ふたをして、その上が食器置き場。
看板もお品書きも、達筆の先輩たちが全部作ってくれた。
自分の特技を持ち寄ってのスタートだった。
毎週2回、先輩たちに手伝ってもらいながら、予約20名様!
豆腐やかまぼこも、こんにゃく、うどん、そば、などなど完全手作りで、
すご~く時間がかかったが、楽しくて充実していた。
ここから半年後、今度は古い古い一軒家を借りることができて、
自遊喰間 むいびえん の 誕生となった。
家賃は1万5千円にしてもらったけなぁ・・・・続く