高齢者の自助工房 TURAL について

石橋桂子

2008年04月04日 18:44

  私は長い間、高齢者と呼ばれる時がきても「自分のお小遣いぐらいは稼げるようになりたい」と思い続けてきた。
これは、頑なな生き方をしたいというものではなく、自分らしく生きて行きたい!という思いからである。

 私は、古風なしきたりの多い家庭に育ち、当然のように見合い結婚をして、一男二女に恵まれ、何不自由のない専業主婦の時期が相当ながく続いた。
よもや晩年になって、離婚をするなど、考えたこともなかったのである。

いろいろな事情で、一人で生きていくという選択をしたときから、私の人生は、波乱万丈を絵に描いたように一変した。
何しろ、社会に出て働いた経験が皆無ときているので、することなすことみな、外れていて,へんてこりん!なのである。
働けるところなどないので、それなら「働くところは、自分でつくろう」と思い込んでしまい(笑い)、私の自助工房づくりがはじまったのである。

思い立って、かれこれ15,6年が過ぎたとおもうが、やっと、やっと、立ち上げることができた!!
「TURAL」というカッコいい工房の名前も決まって、現在はロゴマークの制作にはいっている。

「TURAL」とは活動することで、美しく輝いていくように!という思いがこめてある。
美ら(ちゅら)+~す、~や

これは娘 (㈲ORIGIN JAPAN代表)から紹介をうけた、島 洋 氏(Creative Imagination 代表)によって作られたものである。



島君にデザインをお願いしたときの写真です。

関連記事